コロナ禍が落ち着き、インターンでリアルの職場体験ができる機会も増えてきました。
飲み会やカラオケの席も復活していくでしょう。
そこで気になるのは「本当に自分に合っている職場だろうか」という問いかけです。
「仕事はやりがいがあっておもしろそうだけど、果たして人間関係はどうなのか自分に向いている環境なのか」誰しも知りたいところですね。
この記事では、そんな誰もが知りたい情報が事前に確認できるかもしれない「インターンのカラオケ」にフォーカスを当ててご紹介します。
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インターンのカラオケは”情報”の引き出しの宝庫
最近は会社の飲み会やカラオケの席を嫌う人が増えているように思いますが企業の本当の姿を知りたければ飲み会やカラオケの席に出るのが近道です。
職場ではいい人でも、アルコールが入るとホンネが出るものなのです。
インターンで好印象だったので入社してみたのは良いものの、気が付いたら半年で退職していたといった悲劇は避けたいところです。
もし、インターンでカラオケに行く機会があったらぜひ参加してみましょう。
今回はカラオケの席でのチェックポイントをお伝えします。
インターンのカラオケに参加時に押さえておきたポイント
では、インターンでカラオケに参加する時に押さえておきたい7つのポイントをご紹介します。
どんな曲を歌うか?
インターンに参加した企業がいたく気に入ったのでぜひ入社したい、その会社に骨を埋めるくらいの覚悟ができているというなら同席している上の世代が好みそうな曲をマスターして披露するのも一案です。
ただ、この企業は自分に合っているのか見極めたいのなら自分が得意な曲を選びましょう。
若者向け、オタク全開の曲でも構いません。
それを聴いてどんな反応があるかで、その企業のモノサシの長さがわかります。
そういう世界もあるのかと喜んでくれるならモノサシが長い組織、反対に不快感をあらわにするようならモノサシが短い組織です。
モノサシの短い組織はそのモノサシにぴったりの人には居心地がよいのですが、そうでない人には辛い環境です。
ブーイングしたり、歌い終わってから批判するような人がいたら要注意です。
カラオケの席での注目ポイントは?
それではカラオケの席での注目ポイントを挙げていきます。
こんな振る舞いがあったら本当にその企業を志望するのか考え直したほうがよいでしょう。
デュエットを強要する
昭和のオジサンにありがちですが、知らない曲を歌わされるのはストレスです。
「仲よくなれると思ってやっている」というのがくだんのオジサンの言い分ですが、こんな自分勝手な思い込みほど厄介なものはありません。
また、異性にデュエットを強要すればセクハラになる可能性もあり、この手の組織はハラスメントが横行している可能性があります。
歌い比べを挑んでくる
あなたが歌った曲を自分でエントリして歌い出す人がいたら「非常識な人だな」と思って間違いありません。
歌い比べを挑むのは相手を見下す行為です。
それで歌詞がわからず、ひどい歌唱でも「ご愛嬌、ご愛嬌」で済ませるようならいい加減な人です。
ほどよく緩い人と仕事がしたいというならともかく、こういう輩はいざ仕事でトラブルになると責任をあなたになすりつけて逃げます。
ヘンなコールがある
体育会系の組織にありがちですがその組織独特のコールをカラオケの最中に入れることがあります。
そういう一体感が好き、昭和ノリのみんなでスクラム組み盛り上がりたいという方ならいいのですが、そうでない方にはしんどい環境です。
自分がそういった環境で適応できるのか自問自答してみましょう。
つまらなさそうにしている人がいる
曲を聴く気がない、黙々と食べているだけ、タバコを隅でふかしている、一曲も歌わない人がいないかよく見ておきましょう。
そういう人は上司がうるさいから仕方なく出席しています。
こういう人がいるということはアフター5のお誘いを強引に受ける環境です。
個人差があるので一概には言えませんが、プライベートを大事にしたいなら避けたほうがよいでしょう。
食べ物を粗末にしている
食べもしないものをガンガン頼む、卓上に食べ物を散乱させる集団を時々見ます。
カスタマーハラスメントを礼賛するような思考回路の持ち主です。
この手の人は迷惑客であり、ビジネスパーソンとして失格です。
いくら仕事ができても人間的には未熟であると言えるでしょう。
カスタマーハラスメントについては昨今、厳しい目が向けられています。
この手の輩がいる組織はトラブルメーカーになりやすく、あなたもその一員です。
こういう手合いはいざとなったらあなたのような若い人に罪をかぶせて逃げます。
あなたは罪をかぶる覚悟はありますか?
最後はあなたの価値観
カラオケでの注目ポイントについてどう考えるか、最後はあなたの価値観です。
7つの注目ポイントについても「会社ってそんなもの」と割り切れるならそれもいいでしょう。
しかし、成長できる可能性が高そうな企業に行きたいという考えがあるなら注視してほしいですね。
転職が当たり前の世の中になって久しいですが、新卒で入った会社をリサーチ不足ですぐに辞めるのはもったいない話です。
みなさまの就活がうまくいくことを願ってやみません。