日本人の平均的睡眠時間は5時間から8時間ほどだと言われていますが、私はどう頑張っても3時間しか眠れません。
他の人より2~5時間も余ってしまう…
ぼんやりとしていることも好きなのですが、せっかくですからこの余った時間に家でできる仕事はないかな、と思い立ち、副業や在宅ワークについて調べてみることにしました。お小遣いほしいですもんね!
検索してみると、コロナの影響か家でできる仕事というのは沢山あります。
だがしかし!なんだかどれも胡散臭い…
今回は、副業や在宅ワークを始めてみたいけど、どうしたものかな~という方に超初心者在宅ワーカーの私がやってみた体験談を交えてお話して行きたいと思います。ご参考になれば幸いです。
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引きこもりが在宅ワークを始めようと思ったキッカケとは?
睡眠時間が~と書きましたが、そもそもコロナ以前より、私はずっと家にいました。家事や育児、介護などそれ相応の理由はありますが、基本的に家から出たくない性質があり、子供のころから誘われても公園なんか行かずに家で本ばかり読んでいましたが、大人になり、なんとなく家に籠っていることに対しての劣等感が沸くようになりました。
〇〇さんのお宅の娘さん、ずっと家にいるみたいだけど働いてないのかしら?引きこもり?ニート?いやだわぁ~!なんてご近所が噂しているんじゃないかと被害妄想まで感じる始末。
家で生活を支えていても社会に貢献できていなければダメ人間なんじゃないのかと、専業主婦や小さなお子さんを育てている方も、ちょっとした疎外感を一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
さらに時代は混沌としたコロナ禍へ…
とても苦しい時代でしたが、私は少しホッとしました。
あ、家にいても誰にも咎められることはないんだ。みんな家にいるんだ。
あまり共感を得ないとは思いますが、私の心は軽くなったのです。
私事が長くなってしまいましたが、コロナを機にテレワークや在宅ワークなどがものすごく増えたのではないかなと思います。
テレビ会議に合わせて見える部分だけのワイシャツなんかが売り出されていたのは笑いましたよね!
そんなこんなで私もいざ!自宅でお小遣い稼ぎしちゃうぞ!ってな訳で、まずはネットで検索検索。在宅ワークを探す旅の始まりです。
まず最初に目に付くのは、なんにもしなくても〇〇万円稼げる!!といった、心躍るキャッチコピーです。
できればなにもしたくない…当たり前ですよね。
だけど、こんなうまい話はあるはずがない、ええ、騙されませんよ。スルーです。
色々と検索してみたものの、いくら在宅ワークが増えているとはいえ、それは元々会社勤めをしていた人が家で仕事をするようになっただけ…
結果として、いきなり初心者が始められるようなものは中々見つかりませんでした。
よくよく思い出してみれば、家でできる仕事というのは昔は内職といって1本1円程度でボールペンを組み立てたりしてたな。そういえばうちの母も大量の昆布じめを巻く内職をしていて、ずっと昆布臭かったな…うんうん。
そんなこんなで、私にもできる在宅ワークをしこたま調べてみた結果…結局見つけることができなかったのです。
怪しい在宅ワーク「チャットレディ」にとびこんでみた!
ヤケクソになった私がたどり着いたのは、チャットレディーというなんだか物凄く怪しげなお仕事でした。
人とチャットや会話をするだけで、時給2500円!なんですってー!え、でもいやらしいこととか…しなくてもいい…だと!カメラに映る必要はあるけれど、まぁ、化粧でもしたらわからないか(普段は全く化粧などしない)
颯爽と登録をしてパソコンに張り付きます。話し相手がいなければお金はもらえませんから、もう、ずっと張り付きまくりました。
しかし、ただボーっとしていてもお客様はいらっしゃいません。まぁ、そうですよね。別に美人でもなければ顧客を持っているわけでもない。更に言うと子持ちで妙齢。ふふ、黄昏…ている場合ではない!
さて、どうするか…当時、私の髪の毛はヒザほどまで伸びており、持ちネタのサダコを待機中に披露したりと猛烈アピールをしていると、お客様がっ!
これは本当に意外だったのですが、世の中には髪フェチという方がいらっしゃるようで、延々と髪を振り回したり櫛でとかしたり髪の毛マフラーを披露したりで、そんなことばかりしていたのですが新人賞をいただきまして、なんだかわからないけどナンバーワン売れっ子髪の毛!あってよかった髪の毛!という具合に予約だけでも十数万円いただけるようになりました。
これはあれかな、天職なんじゃないかなと思ったのですが、髪の毛…仕事のためには切ってはいけない。いけない。ダメ、切ったらダメ!ダメだと思うと切りたくなるのは何なのでしょうか…
髪の毛を切れない、ツヤツヤにしておかねばならないストレスだけではありませんが(人に合わせて会話することの方がもちろんストレス大きかったです)輝いているナンバーワンの時に引退しよう。なんかカッコイイし。
おしまれつつ、私の初在宅ワークは終了しました。次はまともな仕事をしないとな、と反省もしつつ。
この時のエピソードはしこたまあるのですが、中々マニアックな内容になってしまいますので割愛いたします。参考にもならないでしょうしね!
覆面調査の在宅ワークに飛び込んでみた結果は!?
さて、次はどうするか、なるべく人と関わりが薄い仕事が良いな、と、また新しい在宅ワークを探す旅にでます。
前回よりは学習をしたので、求人アプリを導入することにしました。
データ入力、タイピング別に早くは無いな、CADオペレーター、ふむ、CADってなんの事だろうか、わからん。
テレアポ、電話いやっ!アンケートモニターふむ、ちょっと詳しく見てみよう…覆面調査!なんだかちょっとワクワクしてしまう文字を発見。颯爽と応募をしました。
どうやら、美容系の化粧品などを購入して、ちょっとしたアンケートに答えるだけ、だそう。購入費用もいただけます。報酬は正直あまり多いとは言えませんが、なんだか無料で物が買えるし、覆面調査員っていう名前がいい!コードネームとか考えたい。厨二心で張り切って案件を受けました。
まずは購入して報告をします。さて、この代金っていつもらえるのか、詐欺だったらどうしようか、ドキドキしながら指定の商品を購入、報告。
およそ2日ほどで入金されてる!よかった~
他にも同じような会社がありましたが、報酬よりかかる費用の方が高い上に費用は自腹、のような所が多かったです。割引クーポンを貰えるだけのような感覚ですね。
受けた案件が美白に次ぐ美白のコスメばかりだったので、高級そうなクリームを体中に塗りたくってもまだ余るので使い切れない!と焦りましたが、商品の感想を求められる訳ではないので使わなかった、という選択肢もありました。至れり尽くせりです。
しかし、案件の数はそれほど多くなく、やがて暇を持て余してしまうように…
その時です!
アンケート調査の依頼が届きました。何か得意なことはあるか、他にできそうなことはあるか、と。
思わぬ在宅ワーク「WEBライター」に辿り着いていた!
そして、今なぜか、WEBライターになっています。
えっ何ソレ!はしょりすぎ!って思いますよね。私もそう思いますが、美容系モニターをしていてアンケートに答えたらWEBライターになっていた。これ以上何もないのです。
人生、何がどうなるかわかりませんよね。子供のころ本ばかり読んでいたのが功を奏したのかもしれません。
つらつらと私の在宅ワークを探す旅路を書き綴ってきたわけですが、仕事というものは結局は縁なのだと思います。
在宅ワークを探そうかなと思い始めた頃は、WEBライターなんてどうやったらなれるのか、全くわかりませんでした。
きっと何か出版社に勤めていたり特殊な人がなる仕事なのではないかと思っていましたが、自身がなってみてから調べてみると、よく見るようなサイトでも学歴も経験も不問で募集があったりします。確かに、毎日読んでも読んでも読み切れないほどの記事がネットの中には次々と更新されていますものね。
原稿料、という項目で収入があるのは、なんだか嬉しいものです。作家みたい!(違う!)
まとめ
今回は、引きこもりの在宅ワーク初心者がお仕事を探すドタバタの中、色々な仕事を経て、思いもよらないWEBライターになるまでの体験をご紹介しました。
みなさんも、どのような出会いがあるのかわかりませんから、色々な海に船を漕ぎ出してみてはいかがでしょうか。バットは振らなきゃ当たりません!
ちなみに、私の友人にも趣味で動画を作成していたら、公に公開していた訳でもないのに知人が映像関係者に見せていて、いつの間にかテレビドラマや映画の監督になってしまっていた人もいます。
どうやったらなれるのか分からないような仕事でも、よい巡り合わせがあるかもしれませんよ!