兄弟姉妹の年齢差について、
みなさんはどんなイメージをもっていますか?
年子って大変そう・・・
年が離れすぎると、いつまでも育児が続きそう・・・
そんなマイナスイメージもあるかもしれませんね。
今回は、「年の差きょうだい」の良い点についてご紹介したいと思います。
年の差きょうだいを育てている方には「あるある!」かもしれませんし、
これから久しぶりの出産を控えている方にとっては、励みになるかもしれません。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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年の差きょうだいのいいところ
ある統計では、第1子と第2子の年齢差で一番多かったのは「2歳差」、次いで「3歳差」となり、
合わせると6割近くになっているそうです。
やはりみなさんのまわりにも、2・3歳差きょうだいを育てているご家庭は多いのではないでしょうか?
ご自身が2・3歳差きょうだいの中で育った、という方も多いかもしれませんね。
きょうだいの年齢が近いことの良い点としては
- 育児が一気に終わる
- 下の子を保育園に入れやすい
- 一緒の遊びを楽しめる
など、さまざまあるようです。
反面、悪い点としては
- 入学・卒業のタイミングが重なるとお金が一気に出ていく
- 乳幼児期に上の子に寂しい思いをさせる
- ケンカが多い
などがあるようです。
落ち着いて育児ができる
それでは、年の差きょうだいはどうでしょうか?
まずあげられる良い点は、「落ち着いて育児ができる」です。
上の子にあまり手がかからない分、赤ちゃんにじっくりと向き合うことができます。
あっちでは泣いてる、こっちではこぼしてる、
と思ったらトイレ~!からのおやつ~!ほらほらケンカしないの~!
・・・というドタバタが起こることは、ほとんどありません。
また、気持ちに多少ゆとりがあるため、「上の子にもしっかり向き合わなくちゃ」と
上の子のフォローにも気を回しやすいです。
時代の変化が楽しめる
上の子を育てている時にはなかった便利グッズができている・・・!
上の子の時には任意接種だった予防接種が、定期接種になっている・・・!
今は100円ショップでこんな育児グッズまで買えるのね・・・!
など、上の子の育児中にはなかったものの登場や、変わったことなどに驚きがあります。
ちなみに筆者は、上の子が乳児期の頃にはなかった「缶入り液体ミルク」に、とても感動しました。
上の子が戦力になってくれる
特にお世話好きな女の子の場合は、まるで「小さなお母さん」のよう!
抱っこをしたりミルクをあげたり、率先してお世話をしてくれることが多いです。
また、上の子にこちらの気持ちが伝えやすいというメリットもあります。
上の子がまだ小さい場合、下の子のお世話をしてくれることがあっても
あくまでも”気まぐれ”になりがちです。
その点、上の子がある程度大きいと、「本当に助かった。ありがとう」という
こちらの気持ちがきちんと伝わるので、はりきって手伝ってくれるようになります。
ケンカになりにくい
年齢が近いきょうだいは、同じ遊びやゲームを一緒にできる分、ケンカが起こりやすいです。
年齢が近いぶん能力も近いので、どうしたってライバルになりがちですよね。
その点、年の差きょうだいは「ライバル」になる機会が少なく、ケンカも起こりにくいです。
負けん気の強い下の子が上の子に向かっていくことはあっても、
上の子が”おとな”になって上手にいなしてくれることが多いようです。
悪い点ももちろんある
良い点ばかりをあげましたが、もちろん悪い点もあります。
- 自分が年を取ったので上の子の時よりも体力的につらい
- ”保活”の際に兄弟加点がつかない
- なんと言っても子育て期間が長い
などがあげられます。
何歳差であっても、かわいい我が子に変わりなし
いかがでしたでしょうか。
子どもは授かりもの。
「〇歳差で産みたい」なんて願ってはいても、実際にはそううまくいくとはかぎりません。
また、良い点悪い点をあげてきましたが、自分にも必ず当てはまるとは限りません。
年の差きょうだいの悪い点として「子育て期間が長い」をあげましたが、
子ども好きの人にとっては苦にもならないことだからです。
何歳差であっても、かわいくて愛しい我が子たちの健やかな成長を、
親としてしっかりと見守っていきたいですね。