最近は家事も子育てにも、夫が積極的に関わるようになってきましたね。
とても良い事だと感じますが、家事を手伝ってもらってストレスを抱える主婦の方もいるようです。
このストレスも、ちょっとした工夫で夫婦が成長するキッカケにもなり得ます。
今回は、家事を通して夫婦が成長するためのアドバイスを経験談を交えながらお伝えしていきますので、最後まで読んで参考にしてみて下さいね。
まずは口に出して伝えてみる
夫や子供に家事を手伝ってもらった時、「ありがとう」や「助かったよ」など感謝の言葉を、きちんと口に出して伝える事はできていますか?
感謝の気持ちを口に出して伝えているという方は結構多いかもしれませんね。
それでは、夫や子供に、やって欲しい事を口に出して伝えられていますか?
子供には「〇〇してね」など言って伝える事は多いと思いますが、夫にはどうでしょう?
「普通こうするよね」とか「言わなくてもそれくらいわかってよ」とか「察してよ!」なんて心の中で言うだけで、どうしてほしいのか口に出して伝えてない事はないですか?
お互い疲れているのに、食事の後よく知らん顔してテレビ見てるよね、なんて心の中でぶつぶつ言いなながら、不機嫌な顔で食器の洗い物などしていませんか?
以前の私もそういう時がありました。
夫も仕事で疲れているから、料理や洗い物など炊事は私がやらなくては、と勝手に思い込んでいたんです。
ある日、もう限界!と感じて、思い切って夫にやって欲しい事をそれとなく伝えてみると、思いのほか色々張り切って手伝ってくれることに気づきました。
私の夫のように、男性って家事に下手に手を出すと怒られると勘違いしてる方もいるようなので、まずは笑顔でやって欲しいことを伝えてみると、案外すんなり手伝ってくれる事もありますよ。
「笑顔」を忘れず上手にお願いして、徐々に夫や子供にもできる家事を増やしていきましょう。
そうする事で、知らない間に自分の笑顔が増えていることに気がつきますよ。
褒め方をひと工夫
たまには夫が家事を手伝ってくれることもありますよね。
その時についついダメ出しをしてしまう事はありませんか?
一生懸命手伝ってくれたのはすごくわかるんだけど、いつもの自分のやり方と違うので、ありがとうの後にどうしてもひとこと言いたくなりがちですよね。
そこをぐっと我慢して、まずは感謝の言葉を伝えて夫がどんどん成長する褒め言葉を使い、夫婦のコミュニケーションを高めてみませんか?
夫が何かを手伝ってくれるたびに、ある3つの言葉をかけ続けると、夫がどんどん変わってくる言葉があるのをご存知ですか?
その言葉とは「すごい」「さすが」「素晴らしい」の3つ。
この言葉を感謝と応援の気持ちを込めて夫にかけ続けると、夫は妻の期待に応えたいと言う気持ちが芽生えてきます。
そして、この言葉は、ちゃんとできたときにかけることが大切。
例えば、洗濯物を夫が畳んでくれた時、これはこうして畳んでくれると嬉しいなぁと、まず夫にたたみ方を伝えて、後日言われた通りに畳んでくれた時に「すごい」「素晴らしい!」「さすが!」という単語を織り交ぜて感謝を伝えれば、次からも言われた通りにして妻の期待に応えようとしてくれます。
また、「私が畳むよりあなたが畳んでくれた方が断然早いよね、助かるわ」と言うような褒め方も、男性のやる気を引き起こす効果あり。
気になることがあれば「惜しい!ここがもう少し〇〇だったら完璧!」などと言うように伝えてみましょう。
きっと、次からは期待に応えてくれるはずですよ。
ご紹介した「すごい」「さすが」「素晴らしい」の褒め言葉の他にも、夫が喜ぶ褒め言葉を見つけてみましょう。
褒め言葉を口に出して伝えることで、夫婦のコミニケーションも円満になりますよ。
手抜きじゃなくて心の平和
晩御飯の買い物で、後もう一品何かをと思った時に、お惣菜はとても頼りになります。
でも中には、このお惣菜を買うことに罪悪感を感じている方もいるようです。
罪悪感の原因は『手抜き感』。
でもお惣菜はどれも家庭の味に負けないように、彩りも味付けも工夫して美味しそうなものがたくさんあります。
例えば、お惣菜と同じものを手料理で作ろうとしたら、材料費や手間もかかりますよね。
それをお手頃な価格で手間を省いて一品増やせる。
これは忙しい主婦の心の平和に繋がる事ですよね。
後もう一品か二品という時にお惣菜は本当にオススメです。
もちろん、お惣菜のパックに入ったまま食卓に出すのは、いくら美味しそうなお惣菜でも手抜き感たっぷりになるので、せめて家庭のお皿に盛り付けるようにしましょう。
もし余裕があれば、買ってきたお惣菜に炒めた野菜を加えたり、チーズを乗せてレンジでチンなどしてオリジナルのおかずに変えてしまうのも良いですね。
そして、お惣菜に助けられるのが、帰りが遅くなる時や体調が悪い時。
そういう時はもはや、手料理へのこだわりや罪悪感を感じている場合ではありません。
感謝の気持ちでお惣菜をフル活用しましょう。
家族は手っ取り早く食事にありつけてお腹いっぱいになれば満足してくれるはず。
お惣菜は美味しいものが多いですし、そういう時は全力でお惣菜に頼りましょう。
もちろん毎日毎日おかずが全てお惣菜というのは、栄養も偏りがちですし、飽きてくることも考えられます。
日々、上手くお惣菜を取り入れて食卓を囲むのは、手抜きなんかじゃありません。
家族みんなの心の平和です。
出来る時に少しでも出来る事を
私は以前、変な自分ルールを持って過ごしていました。
例えば、洗濯物は朝やらないといけないとか、料理や洗い物は夫にやらせてはいけないとか、お弁当は朝作りたてを詰めなければいけないとか。
でもこれって結局変な思い込みで、家事全般できる時にできる事をやった方が、時間にも余裕ができるし気持ちも楽なんですよね。
さすがに私ほど変な自分ルールを持っている人は少ないかもしれませんが、やり方を変えても全然問題ない事、誰でも一つや二つはあるかもしれませんね。
朝って何だか時間に追われてバタバタしがちなので、夜洗濯をして干してしまう事で朝の時間に余裕が生まれました。
お弁当は、前日の夕食を作る時に一緒に作ってしまい、冷蔵しておけば、朝はレンジで温めて温かいご飯と一緒にお弁当箱に詰めるだけ。
これで更に朝の時間に余裕が生まれました。
こだわりを捨てて、できる時にできる事を済ませておく。
そうやって1つ1つ片付けていくと、〇〇しなければいけないという思い込みや縛りからも解放されて、とても気持ちが楽になったのを覚えています。
まとめ
以上、家事を通して夫婦が育つ方法を経験談を交えながらご紹介しました。
やって欲しい家事があれば、口に出して伝えてみると案外すんなりと手伝ってもらえる事が多い上に、家庭でのコミュニケーションもアップするのでオススメです。
お願いを伝える時には笑顔を忘れずに。
家事を手伝ってもらえた時には、すかさず「すごい」「さすが」「素晴らしい」の3つの言葉を駆使して褒めましょう。
夫は褒められるたびにやる気を出してくれるはずです。
そうやって夫を育てていきましょう。
そして、手料理の脇役に積極的にお惣菜を使いましょう。
帰りが遅くなった時や体調不良の時には思いっきりお惣菜に頼って心の平和を保ちましょう。
また、家事はできる時にできる事を済ませておいた方が、時間にも心にも余裕が生まれるので、捨てても問題ないこだわりはないかチェックしてみるのも良いですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。