あっという間に1月も終わりを迎えようとしています。
企業も学校も、新しい年度に向けて走り出す準備をしている時期ではないでしょうか。
それは保育園も同じこと。
すでに来年度4月入園の結果が送付されるなんていうところも、増えてきているかもしれません。
しかし、これから保育園探しをスタートさせるという人は、いったい何を基準に保育園を選んだらいいのか。
保育園の何を見て決めたらいいのか。
悩んでいるという人もいるかと思います。
そこで今回は、保育園を選ぶポイントBEST3をご紹介していきますよ!
保育園探しに悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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保育園と幼稚園違いはなんだろう?
保育園に通っている子どもと、幼稚園に通っている子ども。
それぞれいますが、保育園と幼稚園。
そもそも何が違うのでしょうか。
まずはそこからご紹介していきましょう。
幼稚園は教育施設
幼稚園は文部科学省が管轄している学校教育施設になります。
学校教育施設とは言いますが、学校のようにお勉強を教えるというところではありません。
子どもの心身の発達を助ける、という目的がある場所です。
幼稚園に通うことができるのは3歳から。
プレ幼稚園なんていうクラスを用意している幼稚園も最近では多いようですね。
プレ幼稚園とは、3歳に満たない子どもが幼稚園に入園前に通うクラス。
通いたい幼稚園があるという人は、プレ幼稚園から通わせているなんていう人も多いようですよ。
保育園は児童福祉施設
一方、保育園は厚生労働省が管轄している施設となります。
保育園に預けることができるのは0歳から。
都道府県や保育園によって違いはあるようですが、おおむね生後三か月の赤ちゃんから預けることができるようですよ。
幼稚園は誰でも通うことができますが、保育園には保育園に通わせる要件というのが必要になってきます。
自宅で子どもも観ることができない家庭というのがそれにあたります。
お仕事をしている、ほかに介護や看護が必要な人がいる、自身が病気でケアが必要である。
などというような理由です。
保育園には認可保育園と認可外保育園がある
では、保育園というのはどんなところなのでしょうか。
保育園には、認可保育園と認可外保育園とがあります。
認可保育園は、児童福祉法で決められた基準をすべてクリアしておかなくてはいけません。
実はこれ、とっても厳しいんです。
保育士1人で保育することができる0歳児は何人。
1歳児なら何人、5歳児なら・・・というように年齢によって人数が変わってきます。
さらに、この広さの部屋なら0歳児なら何人まで保育して良い、など部屋の広さまで細かく決められているんです!
とっても厳しい基準のある認可保育園ですが、その分、保護者は安心して預けることができますね。
しかし、認可外保育園が安心して預けられない保育園、というわけでは決してありません。
認可外保育園には、その保育園独自のサービスなどがあるので、柔軟性に優れており、保護者のニーズにも応えやすいというのが特徴です。
それぞれに合った保育園を選ぶのがいいですね。
けれど、認可保育園と認可外保育園。
1番大きな違いは保育料です。
認可保育園の保育料は、その保育園がある市町村が決定します。
3歳になるまで保育料が発生する認可保育園。
その保育料は世帯収入によって変わるので、何万円も毎月支払う人がいれば、数千円でいい人などがいるのです。
認可外保育園は、どの家庭も一律です。
保育園によっては、認可保育園よりもずっと安い、なんていうところもあります。
けれど、3歳を過ぎても保育料が発生するので注意が必要です。
保育園を選ぶときに、真っ先に考えなくてはいけないのがこの認可か、認可外かというところですね。
保育園を選ぶポイント 第3位 保育内容
それでは、保育園の選ぶポイント第3位からご紹介しましょう。
第3位は、保育内容ではないでしょうか。
認可保育園、認可外保育園とさまざまありますが、保育内容については保育園の特色が出ます。
外遊びや体操に力を入れている保育園。
歌などの音楽に力を入れている保育園。
絵画を重要視している保育園などさまざまです。
その子どもの得意なこと、親としてどんなことを学んでほしいか。
どんなものに触れてほしいかということを考えて、選ぶのがいいのではないでしょうか。
体育が苦手という子どもなら、体操メインの保育園よりも歌や絵を描くことが多い保育園のほうが喜んで通ってくれるかもしれません。
お外遊び大好き!という子どもなら、アクティブな保育園のほうが楽しいでしょう。
そういった、子供の特性を見ながら保育園を選ぶことはとても重要です。
保育園を選ぶポイント 第2位 保育士との相性
保育園を選ぶポイントの第2位は保育士との相性ではないでしょうか。
そんなの、保育園に通ってみなくてはわからない。
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、事前に保育園見学をすることができます。
すべてを確認することができませんが、本当に相性が合わないという保育士さんはやはりすぐわかるもの。
見学に行った保育園の園児さんたちの様子を見て、どんな保育士さんなのかなと考えることもできるでしょう。
話し方、目つき、動作など少しの時間でもチェックすることはできます。
大きな音を立ててドアを閉めている保育士さんがいたら、もしかしたら普段から乱暴に物を扱っているのかもしれません。
通って大丈夫かしら?
そんな不安を覚えますよね。
逆に、見学に来た子どもの目線に合わせて、話しかけてくれたり、いつも子どもたちがまとわりついているような保育士さんだったらどうでしょう。
子どもにすごく人気がある先生なんだな、一緒にいて楽しいのかもしれない、子どものことをよく見てくれているのかもしれない。
そんな風に思えますよね。
そうやって保育士との相性をチェックしてみましょう。
保育園を選ぶポイント 第1位 安全性
やはり何よりも1番大切なのは安全性ではないでしょうか。
最近、何かと保育園での不祥事や大きな事件などが発生して、保育園に預けるということそのものを躊躇してしまっている人も多いようです。
しかし、どうしても保育園に預けなくてはいけない。
そんな家庭も多いもの。
だからこそ、保育園の安全性はしっかりチェックしておきましょう。
保育園の入り口は部外者が簡単に入れないようになっているだろうか。
子どもの手の届くところに危ないものが置いてないだろうか。
病気やケガのときの、連絡はどのようにあるのだろうか。
園外に出るときは、どんなふうにしているの?
チェックするポイントはたくさんあります。
連絡なしで欠席していたら、ちゃんと連絡来る?
そんな心配もありますよね。
保育園のバスがあるところに通うなら、バスから降りたかどうかのチェックは、どんなふうにしているの?
気になることは、どんなことでもバンバン確認してみましょう。
その質問の答え方でも、その保育園についてわかることがありますよ。
答えに詰まったり、躊躇したり。
面倒くさがる様子を見せていたら要注意。
逆に多い質問にも丁寧に答えてくれたり、誤解のないように言葉を選びながら答えてくれる様子がみえると安心できますね。
保育園を選ぶポイントは気持ちが向き合うかどうか
今回は、保育園を選ぶポイントについてご紹介してきました。
保育園を選ぶポイントはいろいろあります。
しかし、1番大切なのはその保育園と、自分の気持ちが向き合うかどうかではないでしょうか。
やはり「ここは違う」という保育園は、自分の気持ちと向き合っていない気がするものです。
焦って保育園を決めなくてはいけない状況では、しっかり自分の気持ちと相性を見ることができません。
早いと感じるかもしれませんが、産休に入る頃から保育園選びを開始しておくことをおススメします。
みなさんの保育園探しがうまくいくことを願っていますね!