相次ぐ物価高や光熱費の高騰により家計にしわ寄せがきている人も多いのでは?
高騰するものに対し収入が増えない現実に困惑している声も多く聞こえてきます。
昨年の同時期と比べて1万も2万も電気代が高騰しているとやはり焦りとともに、どこかで節約しなくては?と思うのではないでしょうか?
しかし、何から節約をしたら良いかわからない。これだけは節約したくないなど家計の見直しには少々後ろ向きという人もいるようです。
そこでこの記事では家計の見直しのポイントから今、実践中の節約術をご紹介します。
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節約の前に家計の見直しが大切!
実際に節約をすると言っても何からすればいいかわからず何もしていない。何もしなければ何も始まりません。
まずは節約の1歩として家計の見直しをすることをオススメします。各家庭のなかで収入・支出・投資・貯蓄に関わる金銭活動になります。
この記事では支出の部分の見直しで最も効果があるものを3つ紹介します。
ポイント1 保険の見直しをする
最近、TVやWEBでも保険の見直しをオススメするCMをよく見るようになりました。
一昔前までは保険の営業さんに進められるがままに内容はあまり把握していないまま入ってしまっていた人も少なくないのではないでしょうか?
私も家計の見直しをする前にまずは保険の見直しをしました。実際にFPの方に相談しながら現在の保険の内容を改めて聞くと保障の内容が重なっていたり、昔の保険制度のままであったりと見直すことで今の自分のライフスタイルに合った保険の内容になったことはもちろんのこと重なっていた保険を解約したことで毎月の保険料が約3,000円も下げることが出来るようになりました。
保険料が下がったうえに万が一の時の補償内容は現代社会に合わせた内容で手厚くなったのでとても良かったです。
日本人は「万が一」という言葉に弱いそうで、その言葉につられついついオプション等もつけてしまうそうですが、どれか一つの保険でその万が一に対応できるようにしておけば良いそうです。10年~20年前に入った保険がそのままになっているという方は保証制度が変わっている可能性もありますのでその点についても一度確認することをオススメします。
ポイント2 サブスクの見直しをする
これは本当にかなりの節約に繋がりました。サブスクリプション(サブスク)は毎月定額の料金を支払うことにより、毎月商品やコンテンツをサービスを継続的に利用できるビジネスモデルです。
音楽や映画などのデジタルコンテンツをはじめ様々なサブスクが世の中に出回っていますが見直すポイントは次になります。
- 家族がバラバラまたは同じサービスに入っている
- 3か月以上サービスを利用せず支払いだけしているサービス
- 同じようなサービスを一つに絞る
このサブスクの見直しをしただけでなんと夫婦で約4千円の出費を抑えることが出来たのです。
年間にすると約5万円にもなります。ついつい支払ったままになっているサービスを見直すことでその分を貯蓄や投資にまわすことが出来ます。
マイナスをプラスに変えることが出来るのでまずはサブスクの見直しをやってみてくださいね。
ポイント3 家の中を片づける
断捨離やミニマリストという言葉が流行したのも束の間、その波に乗り様々なものを捨ててしまったことで、必要なものまで捨ててしまい、また購入するはめになってしまったという人も少なくありません。
また、家の中が散らかっているかたは本当に要注意です。家が散らかっている状態で節約をしてもスムーズにいかなかったり、どんどん消費が増えていったりとせっかくの節約がマイナスになることがあるからです。
よくある例としては家の中が散らかっている人の共通点として、物の置き場所が決まっていない、ものをしまう場所がない、買ったことに満足し袋のまま収納し購入したことをを忘れてまた同じものを購入してしまうということがあります。また、私も子どもが小さい時は子供服のSALEに行き、来年着られるだろうと多くのものを購入していましたが、その購入していたものは1年後の同じ時期に既にサイズアウトしていて着られなかったり、子どもの好みが変わり着なかったりとかなりの無駄買いをしてしまったことがありました。その無駄買いとなってしまった服がそのまま袋に入ったままになっていてそのままリビングに出しっぱなしになっていたということもありました。これは本当に反省しました。
皆さんがそうならないためにもまずは節約の前にお部屋の片づけをして本当に不要なものは捨てる、ものの置き場所を決め、何がどこにあるかを把握することから始めましょう。
無理のない節約が長続きのコツ!
節約するものを可視化しよう
家計の見直しが終わったら次はカテゴリー別に節約項目を可視化していきます。
- 光熱費(電気・水道・ガス)
- 通信・ネット代
- 食費
- 交際費
- 服飾費(メイク用品・美容関連費)
- 雑費(洗剤・トイレットペーパー等)
- 教育費(授業料や学費等)
- 投資
- 貯蓄
- 保険
- その他
カテゴリー別に分けてあまり細かすぎない程度にざっくり月内の予算を決めていきます。
そこでこれだけは妥協したくないものを決めて、どのカテゴリーで節約するかを決めます。またカテゴリーの中を細分化してその一つを節約対象にすることも良いでしょう。
さらに節約する内容を紙に書いて貼り出すと可視化されて行動に移しやすくなります。
例えば、「暖房は温度22度設定、風量2」といった感じでリモコン置き場に一緒に紙に書いて貼っておくと家族もそれを実践してくれるようになりました。
ちなみに私は食費だけは削りたくないのですが、それまでよく行っていたチェーン展開のカフェには出来るだけ行かないようにしたり、外食を月に2回までとしたりするなど自分の心まで節約で削らないようにしました。
また、リモートワークのおかげでメイクも薄めになり、化粧品にかけていたお金や会社に行く時の服を買う頻度も少なくなりました。その分、家の光熱費が上がりつつあるので、暖房を節約モードに切り替えたり、日中は出来るだけ照明をつけずに自然光で過ごすようにしたりと無理のない節約をしています。こんな時、3面採光の日当たり良好の家を選んで良かったと思いました。
何度も電気でお湯を沸かして飲んでいたコーヒーを保温性の高いポットに入れて電気を節約するなど、本当に出来る範囲でしかしないことを決めて節約に心がけています。
あまりにきっちりとした節約ばかりだと家で過ごす時間が楽しくないものとなります。
どこまでなら節約できるかのボーダーラインを家族で決めて、協力しながら節約することで子どもたちのお金に関する意識にも繋がります。
まとめ
今は家計簿もアプリで便利なものが多くあります。
まずは現状を知ることそして家計の見直しの前にするとよいことを実践し、さらに節約することを可視化し行動に移していく。
これだけです!無理に締め付けすぎると長くは続きません。
節約も単発的なものと長期的にするものがあります。
単発的なものは決めたらすぐに!長期的なものは長続きするよう楽しみながら!そしてどちらも無理はしない。
これを合言葉に節約をしていきましょう。少しでも参考になれば嬉しいです。
これで貴方も今から節約家です。