副業をやりたいとは思っているけど、会社の人にはあまり知られたくないからできない、と思っている人も多いと思います。
今回の記事は、副業で業務委託とアルバイトのバレない方法の違いの紹介になります。
アルバイトは雇われて働く形態ですが、副業は業務委託として働く形態です。雇用形態の違いでバレないための注意するポイントが異なりますので、今回の記事で解説していきます。
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副業がバレる理由
副業が本業の会社にバレてしまう理由について、アルバイトの場合と業務委託の場合に分けて以下で解説します。
アルバイトの場合
アルバイトの場合、副業がバレる原因は以下のようなものがあります。
競合会社に勤めてしまう
本業の会社と同じ業界や競合関係にあるアルバイト先を選んでしまうことで、情報漏洩や利益相反の疑いをかけられる可能性があります。
同じ勤務時間帯で働いてしまう
本業の会社と同じ時間帯や曜日にアルバイトをすることで、本業の業務に支障をきたしたり、勤怠管理や給与計算に不正が発覚したりすることもあります。
SNSで副業をしている事を公表してしまう
SNSやブログなどで副業を公表することで、本業の会社の同僚や上司に知られたり、副業先の顧客や取引先に不信感を抱かせたりすることには注意が必要です。
業務委託の場合
業務委託の場合、副業がバレる原因は以下のようなものがあります。
住民税の増加が会社にバレる
年間の副業所得が20万円を超えることで、確定申告が必要となり、住民税が増えたことで本業の会社に副業していることがバレます。
本業の会社と同じ分野で仕事をしてしまう
本業の会社と同じ分野や顧客に対して業務委託をすることで、情報漏洩や利益相反の疑いをかけられる可能性があります。
本業の会社の機材を使用してしまう
本業の会社から提供された機材や資料を業務委託に使用することで、著作権侵害や不正使用の疑いをかけられる可能性があるので注意が必要です。
副業がバレない方法
副業がバレないための方法として、確定申告のポイントや住民税の支払い方法について解説します。
確定申告のポイント
確定申告のポイントは、確定申告書の第二表の「住民税に関する事項」で「自分で納付」に〇をつけることです。
これにより、副業分の住民税が自宅に通知され、自分で住民税を納付できるようになります。
そうすれば、本業の会社に副業の所得がバレるリスクを減らすことができます。
住民税の支払い方法
住民税の支払い方法は、普通徴収と特別徴収があります。
普通徴収と特別徴収
普通徴収は、自分で自治体に住民税を納付する方法です。特別徴収は、本業の会社が給与から住民税を天引きして納付する方法です。副業がバレないためには、普通徴収を選択しましょう。
ただし、普通徴収を選択できるかどうかは自治体や本業の会社によって異なります。また、副業がアルバイトやパートなどの給与所得の場合は、特別徴収が義務付けられていることが多く、普通徴収ができない可能性が高いです。
その場合は、確定申告書の記入方法に注意するをしましょう。
副業をバレずにやるコツ
副業は、本業の収入にプラスして、自分のスキルや趣味を活かしたり、自己実現やキャリアアップを目指したりするための有効な手段です。
しかし、副業が本業の会社にバレてしまうと、トラブルや解雇のリスクがあります。そこで、副業をバレずにやるコツをご紹介します。
稼ぐ金額を想定する
まず、副業を選ぶ際には、稼ぐ金額を想定することが大切です。稼ぐ金額によって、確定申告や住民税の対策が異なります。
例えば、アンケートモニターやミステリーショッパーなどの副業は、収入が少なくて確定申告が不要な場合が多いので、バレる心配はほとんどありません。
一方、Webライターやプログラマー、転売などの副業は、収入が多くなる可能性が高いので、将来的には個人事業主として登録することも視野に入れて働くことになるかもしれません。
収入が多い場合は特に、確定申告書の記入方法に注意したりする必要があります。
副業をポロっと口にしない
次に、副業をポロっと口にしないことも重要です。副業をして思っていた通りの収入があったりすると、それにやりがいを見出しついつい人に話したくなるものですが、やはり「人の口に戸は立てられぬ」です。
話を聞いた人がわざわざ会社に副業をやっていますよ、と「告げ口」するケースも残念ながらあります。
また、飲み会などの席であの人は副業で収入を得ている、と話題になることもあります。「人に知られて困ることを、自らほいほい人に話さない」ということを鉄則としましょう。
おすすめの副業
副業は、本業の収入にプラスして、自分のスキルや趣味を活かしたり、自己実現やキャリアアップを目指したりするための有効な手段です。
しかし、副業を始めるには、どんな種類の仕事があるのか、どれくらい稼げるのか、どうやって探すのかなど、悩むことも多いでしょう。そこで、これから副業を始めたい人におすすめの副業をご紹介します。
アンケートモニター
まず、スマホ1台でできる簡単な副業として、アンケートモニターがあります。アンケートモニターは、インターネット上で様々なアンケートに回答するだけで報酬がもらえる仕事です。
商品モニター・ミステリーショッパー
こちらも、スマホ1台でできるから簡単な副業です。商品モニター・ミステリーショッパーは、商品やサービスを試して感想や評価を報告する仕事です。どちらも特別なスキルや経験は必要なく、空いた時間に気軽にできます。報酬はポイントや現金、商品券など様々ですが、一回あたり数十円から数百円程度が相場です。
Webライター
次に、読書や文章を書くのが好きな人におすすめの副業として、Webライターがあります。Webライターは、インターネット上で公開される記事やコンテンツを作成する仕事です。ニュースやコラム、レビュー、PR記事など様々なジャンルがあります。特定の分野に詳しい人やオリジナルの視点や表現力がある人は、高い評価や報酬を得ることができます。報酬は文字数や内容によって異なりますが、一記事あたり数百円から数千円程度が相場です。
データ入力
また、タイピングができればOKな簡単な副業として、データ入力があります。データ入力は、紙媒体や音声ファイルなどからパソコンに文字や数字を入力する仕事です。エクセルやワードなどの基本的な操作ができれば誰でもできます。報酬は時間単位や件数単位で決まりますが、一時間あたり800円から1000円程度が相場です。
プログラマー
最後に、プログラミングを勉強するのも良いですね。プログラミングは、コンピュータに命令する言語であるプログラムを作成する技術です。Webサイトやアプリ、ゲームなど様々なものを作ることができます。プログラミングは、高いスキルや経験が必要ですが、それに見合った高い報酬を得ることができます。報酬は案件や内容によって異なりますが、一時間あたり3000円から5000円程度が相場です。
まとめ
今回の記事では、副業をばれないようにするための方法を業務委託とアルバイトで分けて紹介しました。
ポイントとしては、競合する業界では仕事をしないというところと、住民税からバレる可能性があるので、普通徴収を選択するといったところです。また、稼ぐ金額が少ない副業についてはバレるリスクが少ないので、バレたくないけどお小遣い稼ぎをしたい人にはおすすめです。
副業は収入源というメリットだけではなく、知識や技能の向上というメリットもありますので、バレたくないからやらない、ではなく、バレない方法で挑戦してみましょう!