副業はやってますか?私は一時期やってない時期(2012年の労働者派遣法改正の影響等で)もありましたが、約15年前から色々と経験してきています。そんな、今までの体験談が今回の記事になります。
contents
副業を始めるに至った経緯
今から約15年前になりますが、その当時は工場に派遣社員として勤務していました。給料はそれなりの時給をもらっていましたが、賞与もないため普通の会社員と比べて年収は多くありませんでした。
家族を養うためにも、少しでも稼ぎを増やそうとすると、残業をするしかありませんが、それは工場の生産状況次第になって、当てにはなりません。
つまり、お金が必要になって副業を始めることにしました。
登録制アルバイト
登録制アルバイトは今でも存在していますが、その当時登録していた有名だった派遣会社Gは色々あって(データ装備費問題・備品押し売り問題等)消滅してしまいました。その当時から今まで現存している派遣会社Fにも登録していました。
登録制アルバイトは、自分の都合に合わせて働けるので大変便利でした。今週は体力があまっているから、日雇いアルバイトアルバイトをしよう、とか、疲れているから、今週はアルバイトしないでおこう、とか、フレキシブルに働けます。通常のアルバイトであれば、シフト制であれば休むと誰かに負担がかかる等があって自由に自分の都合では働けなかったりしますよね。
登録制アルバイトは、ケータイ電話で派遣会社のインターネットのサイトに書いてある求人で、働きたい仕事を見つけて、必要事項を入力するだけで、勤務先に行って働いて、勤務先に何時から何時まで働きました、という署名を作業日報に派遣先の人からもらって、その作業日報を派遣会社の店舗にもっていくと、給料が日払いでもらえる、といった感じだったと思います。集合場所はどこどこで、必要な持ち物は何々でっといった感じです。そして、派遣先が大人数を短期から長期でアルバイトを雇っていると、登録制アルバイト内のバイトリーダー的な人が点呼をとったりしていたような記憶があります。
現在は、2012年の労働者派遣法改正に伴い、日雇い派遣は原則禁止になってしまいました。次のいずれかの条件を満たす方は例外で、登録制バイトで働くことができるので知っておきましょう。
(1)60歳以上であること
(2)昼間の学生(高校卒業以上、雇用保険の適用を受けない)であること
(3)主たる業務の収入額が500万円以上で、単発で副業を希望であること
(4)世帯合計年収が500万円以上であり、自身の年間収入の額がその半分未満である、主たる生計者でないこと
登録制アルバイトで色々なアルバイトを経験したので、下記に一部紹介していこうか、と思います。
パチンコ台の製造
朝の7時ごろにT橋駅に集合で数人が集まって、その駅から車でパチンコ台のメーカーに連れていかれて、働きました。仕事の内容は、パチンコ台の基盤の運搬や配線の接続だったような記憶があります。立ち仕事に慣れていれば、それほど苦しい仕事ではないと思います。この現場では、2日ほど働きました。時給は1,000円ぐらいでした。
万博会場のばらし
A県の万博会場のばらし作業の仕事もありました。これは、夜から朝にかけて働いていたような記憶がありました。私のような日雇い派遣のアルバイトの人がたくさん来ていた記憶があります。重たい荷物運びもあり大変だったと思います。これも時給は1,000円ぐらいだったと思います。
トラック配送助手
トラックの荷物を運ぶお手伝いの仕事です。トラック運転手の方1人とその隣に座って、荷物の配送先についたら荷下ろしを手伝ったり等の補助作業をしました。運転手の方は運転と荷下ろしの両方をやるので大変です。一方で、私は荷下ろしの手伝いの時間以外は座っているだけなので楽です。これも時給1,000円ぐらいだったと思います。
開店休業
他にも、航空便の荷物をコンテナに積み込む仕事や引っ越し等、余裕がある時などにやっていました。しかし、本業がだんだんと忙しくなるうちに、また、子供が増えて、休みの日は家族と過ごしたい等で登録だけして開店休業状態でした。そして、いざ働こうかと思った時に、2012年の労働者派遣法改正の影響で、当時の年収が500万円以下だったので、禁止の対象になってしまいました。そのため、登録制アルバイトはできないくなってしまいました。
パチスロ
趣味としてパチスロを以前からやっていて、勝ったり負けたりでしたが、2018年以前は総収支でみると負け越しているような状況でした。
パチスロには設定1~設定6まであります。数字が大きくなるほど、より高い確率でボーナスに当選できるような仕様になっています。店側は設定1にすると客側が負ける確率が高いので儲けることができますが、設定1ばかりだと客側はお店から離れてしまうので、逆にパチンコ店は儲かりません。店側は集客のために高設定をいれる必要があります。しかし、毎日高設定をいれると店側も潰れてしまいます。この高設定をいれるタイミングと機種を見極めることができれば、高い勝率で勝つことができます。
設定狙い
イベント告知は2007年から規制され始めました。イベント告知とは、今日は設定6がこの並びに3台入ってます、というような設定状況をあからさまに教えてくれる内容であったり、開店時にフダが差さっている台が設定6であったり、というものでした。しかし、イベント告知によって、プレイヤーが機種の設定を見極めることが容易になり、過剰なプレイやギャンブル依存症につながることが懸念されたため、イベント規制が導入されたようです。
そういった状況で高設定を狙って打つのが難しくなっていましたが、そのイベント規制の対象にならないようなイベントがあることにインターネット等で調べているうちに、気付きはじめました。
来店イベント
来店イベントというもので、パチスロYoutuber・パチスロライター・パチスロ雑誌の取材、等のイベントがありました。このイベントによって、高設定の入りやすい機種の傾向等があって、この台を打つことができれば、高い勝率で勝つことができる、というのがわかりました。そして、入場順の抽選に勝つと、早い並び順で入店できるので、狙っている台に座って高い確率で勝つ、というような事をやっていました。当時、私は交代制勤務をやっていたので、平日に休みがあったり、夜勤明けに行ったり、ということができました。そのイベントだけを狙って、県内外の色々な店舗に行く、という戦略を実践していたところ、勝ったり負けたりだったのが1か月負けなしの月があったりで、本業の給料以上の収入を得る月もありました。
危険性
約1年ほどの稼働で副業としては大きな収益になりましたが、それと同時に金銭感覚が狂ってしまいました。また、設定6という高い設定であっても(機種によっては、演出画面で設定がわかる)結局は運勝負の要素があるので、運の下振れがあると、負けることもあります。そういった事が続いたこともあり、やめることにしました。パチスロはギャンブル依存症になる人もいるので、真似することはお勧めできません。
まとめ
今回は、私の副業の体験談を登録制アルバイトからパチスロまでしました。副業には色々なあり方があるので、自分にあった副業を探して、是非、挑戦してみてください。