収入を増やすために副業がしたい!と思っても何からはじめたらよいかわからないですよね。この記事では副業をはじめるために必要なものや、始め方について、アイディアを含めて基本在宅でできる職種を主に紹介している記事です。ぜひ、参考にしてください。
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全職種共通に必要なもの
まずは、全ての職種共通で必要なものをあげました。これがないと残念ながら副業をすることができないか、副業をすると結果的に損をする、といったものになります。
・副業を行うための時間
副業を行うためには、本業の時間帯以外に副業を行うための時間が必要です。まずは、1週間や1日単位でどれぐらいの時間を副業の時間にあてることができるかをシミュレーションしておく必要があります。その上で、やろうとしている副業には1週間にどれぐらいの時間がかかるのか、を考えた上で始めないと負荷時間が高くなって、ストレスがたまったりして健康を害してしまう可能性や本業のパフォーマンスダウンにつながる可能性があります。
・税金に関する知識
副業によって得た収入には、所得税や住民税がかかる場合があります。税金の未納をした場合は、本来納めるべき税金のほかに延滞金が加算されるおそれがあるので注意しておく必要があります。
・副業・兼業の禁止又は制限の対象になっていない
厚生労働省作成の副業・兼業の促進に関するガイドラインによりますと、本業との関係で副業・兼業が禁止又は制限される場合があります。下記の対象になっていない事を確認してから副業を始めましょう。
① 労務提供上の支障がある場合:労務提供上の支障がある場合は、従業員の労働条件や就業環境などが悪化することを指します。例えば、従業員が副業を行うことにより、主業務に支障をきたす場合や、副業により労働時間が過剰になってしまう場合などがあてはまります。
② 業務上の秘密が漏洩する場合:本業で扱っている業務上の秘密が、副業で利用されることにより、本業の業務に支障が出る可能性があるため、副業が禁止されることがあります。
③ 競業により自社の利益が害される場合:副業によって従業員が競業禁止義務を違反し、自社と競合するビジネスを行っている場合を指します。たとえば、自社が販売している製品と同じ種類の製品を副業で販売することが該当します。
④ 自社の名誉や信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合:副業先での行動や発言が、自社のイメージやブランドイメージに悪影響を与える場合。これは、自社の名誉や信用を損なう行為となります。
フリーライター
フリーライターは、報道、広告、Webコンテンツ、小説など、様々なジャンルの文章をクライアントからの依頼を受けて、自宅などのオフィスで執筆する職業です。フリーランスとして活躍する場合が多く、自分自身が営業活動やクライアントとの交渉などを行い、自分で仕事を獲得することが多いです。
必要なもの
まずは、パソコンとネット環境と文章力が必要になってきます。
始めるためには
・基礎スキルを身につける
フリーライターに必要な基礎スキルとして、文章力、調査力、コミュニケーション能力が挙げられます。これらのスキルを身につけるために、ブログやSNSなどで執筆活動を行ったり、取材や調査を行ったりする練習をすると良いでしょう。
・ポートフォリオを作成する
フリーライターとして仕事を受注するためには、自分の実績をアピールできるポートフォリオ(作品集)が必要です。自分の得意分野やスキルを活かした記事をいくつか集め、自分の作品集としてまとめましょう。
・依頼者を見つける
ポートフォリオを作成したら、依頼者を探しましょう。フリーランスの求人サイトやクラウドソーシングサイト、自分でブログを開設してアピールする方法などがあります。また、既存のコネクションを活用して仕事を受注することもできます。
・スケジュール管理を徹底する
フリーライターは自由な時間に仕事をすることができますが、スケジュール管理が重要です。依頼者の納期に合わせて仕事をこなし、余裕をもったスケジュールを組むようにしましょう。
・質の高い記事を執筆する
フリーライターは常に質の高い記事を執筆することが求められます。クライアントからのフィードバックをもとに改善を重ね、クオリティの高い記事を提供するように心がけましょう。
イラストレーター・デザイナー
イラストレーターやデザイナーは、主に広告代理店や制作会社、出版社、マスコミ関係などの業界で、商品やサービスの広告デザイン、ポスターやチラシ、本の表紙や挿絵、テレビ番組のタイトルバックなどの制作を行うクリエイティブ職業です。
必要なもの
パソコン・ネット環境・グラフィックソフト・クリエイティブなセンスが必要になってきます。
始めるためには
・基礎知識の習得
イラストレーションやデザインの基礎的な知識を習得することが重要です。専門学校や大学の美術学科、デザイン学科で学ぶことができますが、オンライン学習や書籍などでも学ぶことができます。とはいえ、基礎知識ばかりつけていても副業としての稼ぎにはすぐにはつながらないので、作品作りに注力したほうがよいでしょう。
・スキル磨き
デザインやイラストレーションに必要なソフトウェアの操作方法を学ぶことが重要です。Adobe IllustratorやPhotoshop、Sketch、Figmaなどのソフトウェアを習得することができます。決められた納期に求められたモノを完成させるためには、センスだけではなく作画のスキルが高いことも重要になってきます。
・ポートフォリオの作成
自分の制作物をまとめたポートフォリオ(作品集)を作成し、実績を積むことが重要です。クラウドソーシングサイトでの仕事や、友人や知人の依頼などを通じて、自分の制作物を増やすことができます。
・実務経験の積み上げ
ポートフォリオを作成し、実績を積んだら、実際に仕事をして実務経験を積み上げることが重要です。クラウドソーシングサイトやデザイン事務所、広告代理店、出版社などでのアルバイトやインターンを通じて、実際の仕事に携わることができます。
プログラマー
必要なもの
パソコン・プログラミングスキル・ネットワーク知識等が必要になってきます。
始めるためには
・プログラミングの基礎を学ぶ
まずはプログラミングの基礎を学ぶことから始めます。オンラインで無料または有料のコースが豊富にありますので、自分に合ったものを選びましょう。初心者向けのプログラミング言語としては、PythonやJavaScriptがおすすめです。
・ポートフォリオの作成
プログラミングの学習を進めたら、自分のスキルをアピールするためにポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオには自分が作成したアプリケーションやウェブサイト、またはGitHubなどのオープンソースプロジェクトに参加した経験をまとめることができます。
・プログラマーのコミュニティに参加する
プログラマーのコミュニティサイトに参加することで、他のプログラマーとの交流ができます。また、コミュニティ内でのアクティブな参加は、自分のスキルを向上させるために重要です。Qiita、Stack Overflow、GitHubなどがありますので、自分にあったサイトを利用してみましょう。
・フリーランスのプログラマーとして仕事を始める
ポートフォリオを作成し、コミュニティに参加し、スキルを磨いたら、フリーランスのプログラマーとして仕事を始めることができます。フリーランスプラットフォームを使ってクライアントを探す、既存のネットワークを活用する、自分でウェブサイトを作成して集客するなど、方法はいくつかあります。
ストックフォトグラファー
写真を撮ってこれを生業としている職業の人は「カメラマン」と呼んでいました。ストックフォトグラファーとは、自分で撮影した写真をストックフォトサイトにアップロードし、ライセンス販売することで収入を得る職業のことを指します。ストックフォトサイトは、企業や個人が必要な写真を探し、ライセンスを購入することで利用できるようになっています。ストックフォトグラファーは、自分の撮影した写真に人気がでて需要が高くなれば、副業として収益を得ることができます。需要が高い写真は、企業や広告代理店、ウェブデザイナー、出版社などが利用することが多いです。私が見たTVで紹介されていた主婦の方は年収70万円ほど稼いでいました。
必要なもの
パソコン・ソフトウェア・カメラ・写真撮影スキル・クリエイティブなセンス等が必要になってきます。
始めるためには
・機材の準備をする
ストックフォトグラファーとして働くには、デジタル一眼カメラやスマートフォンなどの撮影機材が必要です。また、撮影した写真を編集するためのパソコンやソフトウェアも必要です。
・ストックフォトサイトを選ぶ
自分が撮影した写真を販売できるサイトを探して選びます。ストックフォトサイトには、Pixta、Shutterstock、iStock、Getty Images、写真ACなどがあります。
・登録する
選んだストックフォトサイトに登録して、アカウントを作成します。アカウント作成時には、作品をアップロードするための指示に従って、自己紹介やポートフォリオを作成します。
・写真を撮影する
販売するための写真を撮影します。ジャンルは人物、風景、食べ物など様々なものがありますが、需要が高い分野を狙うと良いでしょう。
・アップロードする
撮影した写真をストックフォトサイトにアップロードします。写真をアップロードする際には、撮影した写真の情報やタグ付けなどを行い、ユーザーに見つけやすくすることが大切です。
・プロモーションを行う
アップロードした写真が売れるためには、自分でプロモーション(宣伝)を行うことも必要です。SNSやブログ、ホームページなどで自分の作品を紹介したり、キャンペーンに参加するなどの活動を行い、自分自身を知ってもらうことが重要です。
まとめ
今回は、ほぼ在宅でできる仕事に焦点をあてて、何が必要モノは何なのか、始めるためにはどうやったらよいのかのアイディアを含めて紹介させていただきました。紹介させていただいた仕事はスキルアップにもつながりますので、挑戦してみてください。才能が開花して、独立しちゃう!なんてことも夢ではないかもしれません。